GTL(Gas to Liquids)燃料導入
#トピック
2021.07.01
7月1日より、泉州プラントの重機に使用する燃料を軽油からGTL(Gas to Liquids)燃料へ変更しました。
GTL燃料とは天然ガス由来の製品であり、環境負荷の少ないクリーンな軽油代替燃料で、石油由来の製品と同等の性状を保持しつつ、軽油対比でCO2排出量を8.5%削減することが出来る為、現在注目されています。
GTL燃料の特徴
ドロップイン燃料 | 特別な措置などを行わず、現在使っているオフロード車両(建設機械など)へそのまま使用可能です。 |
煙が出ない | 車両汚れの原因となる煤が出ず、NOx、SOx、PM※等、排ガスの低減効果が期待でき、環境負荷が少ないです。 |
長期貯蔵安定性 | GTL燃料は4年間状態に変化がなく、軽油よりも貯蔵期間が長いのが特徴です。 |
無色・無臭 | 無色透明の燃料で、無臭のため周囲に臭いを発しません。 |
優れた低温性能 | 寒冷地に強く、マイナス30℃の環境下でも使用できます。 |
無毒性 | 誤って土壌に溢しても、バクテリアが軽油よりも早く分解するため生分解性に優れていると言えます。 |
高セタン価 | 軽油より高いセタン価(自己着火のしやすさ)を有し、着火性・始動性が良いです。 |