第一回 産廃って何?
#コラム
2024.06.28
産廃って何?
皆さんは「産業廃棄物(産廃)」という言葉を聞いたことがありますか?多くの方は名前だけを知っているかもしれませんが、具体的に何を指しているのかは知らないことが多いでしょう。この記事では、産廃の基礎知識と、関西クリアセンター株式会社での取り組みをご紹介します。
産業廃棄物とは?
産業廃棄物は、企業や工場が事業活動の中で発生させる廃棄物のことを指します。例えば、製造業では製造過程で出る廃材や、工場で使われた燃料や薬品などがこれに含まれます。一般の家庭から出るゴミとは異なり、処理には特別な技術や許可が必要です。
産業廃棄物の分類
産業廃棄物にはさまざまな種類があり、以下のような種類があります。
燃え殻:石炭や燃料の燃焼後に残る灰や残渣。
汚泥:工場の排水処理や製造過程で発生する泥状の廃棄物。
廃油:機械や設備から排出される使用済みの油。
廃酸:工業プロセスで使用された酸性の廃液。
廃アルカリ:工業プロセスで使用されたアルカリ性の廃液。
廃プラスチック類:使い終わったプラスチック製品や包装材など。
紙くず:工場やオフィスから出る使用済みの紙類。
木くず:建築や製造業で出る廃木材や木材の切れ端。
繊維くず:織物や衣類の製造過程で発生する布や繊維の切れ端。
ゴムくず:タイヤやゴム製品の製造・使用後に出る廃ゴム。
金属くず:鉄や非鉄金属の加工や廃材。
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず:ガラスやコンクリート、陶磁器の破片や残材。
鉱さい:炉や溶鉱炉の使用後に残る鉱物の残渣。
ばいじん:大気汚染防止装置などで回収される粉じん。
がれき類:建築物の解体や改修工事で出る廃材や瓦礫。
動植物性残さ:食品加工や農業で発生する動物や植物の残渣。
動物のふん尿:畜産業などで発生する家畜のふんや尿。
動物の死体:畜産業や研究施設で発生する家畜や動物の死体。
13号廃棄物:上記の廃棄物を加工・処理した後に発生する特殊な廃棄物。
これらの廃棄物は、適切に処理しなければ環境に深刻な影響を与える可能性があります。
産業廃棄物処理の流れ
産業廃棄物処理は、まず廃棄物を分類し、リサイクル可能なものは再生出来るようにします。それ以外のものは、それぞれの特性に応じた方法で処理されます。
当社では、長年の経験と専門知識を活かして、これらの処理を効率的かつ環境に配慮して行っています。
当社の取り組み
関西クリアセンター株式会社では、大阪を中心に産業廃棄物の収集・運搬、処理を行っています。当社は、燃え殻や汚泥の処理、さらには蛍光灯の破砕処理まで幅広いサービスを提供しており、ISO14001認証やエコアクション21を取得し、環境保全に努めています。また、常に誠実な対応を心がけ、地域社会に貢献することを目指しています。
当社の強みは、関西エリアに特化したサービス提供です。地域密着型の事業運営を行い、大阪、兵庫、和歌山などのエリアで、多様な産業廃棄物の処理を行っています。また、お客様が抱える廃棄物処理の課題に合わせた柔軟な対応が可能であり、最適なソリューションを提供しています。
まとめ
産業廃棄物は、日常的に私たちの生活や産業活動から生じる重要な課題です。しかし、適切な処理を行うことで、環境保全や資源の再利用につなげることができます。産業廃棄物処理業者は、誠実かつ丁寧な対応で、地域社会と環境の未来を守ることを使命としています。産業廃棄物の処理にお困りの際は、ぜひ当社にご相談ください。